10月3日のみよしっ子【6年2組 国語】
6年2組の国語学習の様子を紹介します。宮沢賢治作「やまなし」のテーマについて考えてみました。
5月の場面と12月の場面で、印象的な表現や描写について対比してみました。すると、「5月は死、12月は生のイメージがあります。」、「5月は怖い印象、12月は平和な印象です。」それぞれの場面で感じたことや気付いたことを話し合いました。
「なぜ、作者は『やまなし』という題名にしたのでしょう。」という担任の問いかけに一人一人が考え始めました。
グループで話し合ってみました。「死もあるけれど、生きる喜びを伝えたかったのではないかな。」、「やまなしのように、人を幸せにするような人になりたいという気持ちの表れだと思います。」次第に作品のテーマにせまっていきました。
クラス全体でも話し合ってみました。作品の解釈はそれぞれであってよいのです。肝心なことは、文章の叙述を根拠にして、自分の考えをもつことです。友達と意見を交流すると、「そのような見方もあるのか。」と新しい発見もあります。話し合うことで読みを深めていきました。