6年生のビオトープ学習です。
ビオトープサポーターの皆様が剪定で切り落とした枝を、短く切って、「木の虫元気」に集めました。鋸の扱い方も上手になってきました。
ビオトープの観察をしました。冬のビオトープは、一見生き物の活動が見られないようですが・・・。みんな何かを発見したようです。
ウグイスカグラにつぼみがついていました。命の営みはひっそりと続いています。
1年生が落ち葉ケーキ作りに取り組みました。ビオトープサポーターの皆様にも協力していただきました。
熊手を使って落ち葉を集めました。ほとんどの子が、初めて熊手を使いましたが、だいぶ慣れてきました。
山のように落ち葉があつまりました。これを木枠の中に入れて落ち葉ケーキを作ります。
木枠に入れた落ち葉を上から踏みつけて圧縮しました。「ふかふかしているね。」、「どんどんかたまっていくよ。」葉を踏みつけながら、その感触を楽しんでいました。
木枠をはずすと、ケーキ状に固まった落ち葉が出てきました。「すごおい。本当にケーキみたい。」歓声が上がりました。
落ち葉ケーキを「落ち葉の虫げんき」にみんなで運びました。ここに昆虫が卵を産み付け、幼虫が育ちます。暖かくなってどんな昆虫に出会えるか、みんな楽しみにしています。
12月、ビオトープには落ち葉がいっぱいです。
ビオトープサポーターの皆様が集まり、子供たちの「落ち葉ケーキづくり」のために、落ち葉をかき集めようということになりました。落ち葉ケーキでは、昆虫の幼虫が育ちます。
たくさんの落ち葉が集められ、山のようになっていきました。
校舎裏の木の剪定も行いました。集められた枝は、「木の虫元気」に集められました。上から踏みつけ、盛り上がった枝の山を小さくまとめていきました。ここにも様々な虫が集まります。
すみれ・たんぽぽ学級の子供たちが、落ち葉ケーキを作りました。木枠に落ち葉を入れ、上から乗って落ち葉をケーキ状に固めました。この中で、幼虫が育ちます。「温かくなったら会いましょう。」来年のビオトープに思いを馳せていました。
4月、ビオトープ学習がスタートしました。ビオトープ学習の目的は何か、おおたかの森トラスト代表の足立さんから学びました。
桜の花びらの下で、様々な生き物が活動しつつあります。
ビオトープボランティアの皆様に、生き物が育ちやすいように切った枝をさらに短くしていただきました。
2年生が外来種除去を行いました。外来種と在来種を見分ける目も育っています。
春のビオトープの生き物を探しました。クロメダカが気持ちよさそうに泳いでいます。ヤゴのぬけがらもあちらこちらで見つかりました。そして羽化し立てのトンボも発見しました。
5月もビオトープサポーターの皆様にご支援いただきました。だいぶ外来種の植物が増えてきましたので、その除去作業を行っていただきました。
2年間お世話になったおおたかの森トラストの足立さんのお話を聞きました。今までつくりあげてきたビオトープは、そもそも何のためにあるのか、改めてみんなで考えました。
こぶしの木を植えたり桜の木のベンチにくいを打ったりしました。今まで、取り組んできたので、道具の扱いにも慣れています。
ビオトープの観察も行いました。池には、クロメダカが泳いでいます。水草も育っています。ウグイスカグラには、かわいらしいピンクの花が咲いています。子供たちは、様々な生き物の息吹を感じては、歓声をあげていました。三芳小ビオトープに春がやってきています。生き物の循環ができあがっているのです。子供たちは、2年間、自分たちが取り組んできた成果を目の当たりにして感慨深かったことでしょう。最後に足立さんにお礼を述べてビオトープ学習を終えました。
1月19日に、第6回ビオトープ作業と、5年生のビオトープ学習を行いました。
5年生のビオトープ学習の前に、ボランティアの皆様に「バッタのビオトープ」の整備を行っていただきました。本日の作業は、長く伸びた木の枝の剪定でした。数メートルにも及ぶ木の枝もあり、大変な作業でしたが、おかげさまで、子供たちが学習しやすい環境となりました。ありがとうございました。
5年生のビオトープ学習が始まりました。おおたかの森トラスト代表の足立圭子様を講師として、身近な自然に目を向けることの大切さについて講義していただきました。 子供たちは、大変興味深く聞いており、森林が減ることの環境への影響や外来種による生態系の破壊などについて熱心に質問していました。
足立様と一緒に給食も食べました。給食中も次々に質問が出て、その度に足立様がわかりやすく回答してくださるので、子供たちの環境への興味は尽きることがありません。
ビオトープを通して、まず、身近な自然を大切にしていこうとする態度が育ったようです。
1月26日、6年生がビオトープ作業を行いました。今日の作業も、おおたかの森トラスト代表の足立さんをアドバイザーとして、「バッタのビオトープ」に「虫元気」を作ったり、「トンボのビオトープ」の整備をしたりする作業を行いました。
初めに、1組が「バッタのビオトープ」に「虫元気」を作りました。先週、保護者・地域の方々が剪定した枝や幹をさらに細かくして、すでに準備されていた杭の中に積み上げていきます。子供たちはのこぎりを使って枝や幹を切っていきます。初めは、片手でのこぎりを扱っていた児童も周りの友達の声かけや片手で切るのが切りにくいことに自ら気付き、次第に両手を上手に使って切れるようになりました。「よし、切れた。初めてだけどだんだん慣れてきた。」や「家の手伝いで似た作業をしたことがあります。」などと話をしていました。この「虫元気」はやがてカミキリムシやダンゴムシ、カナヘビなどの住み処になるのです。
続けて、2組、3組は、「トンボのビオトープ」にある池の周りに土を盛ってより安全に観察できるようにする作業を行いました。土を掘り起こす、土を運ぶ、草を切る、土をならすなどのグループに分かれました。まず、土を盛る場所の整備です。「今日は草を抜くのではなく、切る作業です。木と見分けを付けながら草を根元から切ってください。」と講師の方から話がありました。草は抜きとるのではなく、ハサミで根元を切りました。土の中にコオロギやバッタの卵がいるからです。草を切る児童は「これは木? 草? 微妙だな。」と考えながら丁寧に作業をしていました。
また、池の周りに盛る土は、「バッタのビオトープ」にある土をスコップで掘り、一輪車に積み込んで運びます。「入れすぎると倒れるから入れ方、考えてね。」と一輪車を運ぶ児童が、土を掘り起こしている友達に伝えると「わかった。任しておいて。」など声を掛け合いながら意欲的に作業をしていました。そして、池の周りに運ばれた土を鋤簾でならし、最後にみんなでならした土を踏み固めました。
今 日の作業は、道具の使い方、チームワーク、学年の連携など「さすが、6年生」といえる働きぶりでした。あっという間に素敵な「バッタのビオトープ」や「トンボのビオトープ」となりました。これから春に向けて、バッタやカマキリ、カナヘビなど様々な生物が育まれる環境が整えられてきました。
12月13日に、1年生、すみれ・たんぽぽ学級によるビオトープ作業を行いました。
今日もおおたかの森トラスト代表の足立さんに来ていただきました。今日の作業はビオトープ周辺に落ちている落ち葉を落ち葉ケーキにする作業を中心に行いました。
初めは外来種の除去と虫眼鏡を持ってビオトープの観察をしました。「こんなに種があったよ。」、「今、メダカが見えたよ。」などよく観察をしていました。
その後、1年生にとっては、体より背の高い熊手を使い、落ち葉を集めました。そして、集めた落ち葉を落ち葉ケーキにするために一箇所に集め、一人ずつ踏み固めました。踏み固めると驚くほど落ち葉が圧縮されて小さくなり、多くの子供たちが「あんなにあったの小さくなってすごい。」と驚いていました。
最後に、足立さんからの「この落ち葉にカブトムシのお母さんが卵を産みにきて、やがてカブトムシが生まれるのです。落ち葉も大切な資源なんですよ。」と説明を耳にすると、子供たちからは「カブトムシがいっぱいになるといいな。」、「落ち葉も大切にします。」などのつぶやきが聞こえてきました。環境を大切にしていこうする思いが一層強くなったようです。
保護者の方も、作業のサポートに来てくださいました。ご協力ありがとうございました。
10月20日に、4年生がビオトープ学習を行いました。
外来種の除去を行いました。以前、他の学年が、ウラジロやアメリカセンダンなどの外来種を抜きましたが、いつの間にかたくさん生えています。
「ウラジロは、葉の裏が白くなっているよ。」、「アメリカセンダンは、茎から3つの葉が出ているね。」特徴をとらえては、夢中になって探していました。「雑草」とひとくくりにするのではなく、どの草にも名前があり、特徴があることがわかります。外来種、在来種という観点で身近な自然を見つめる目も育ちます。
また、「バッタのビオトープ」に杭を打ち、通り道をつくりました。「おおたかの森トラスト代表」の足立さんから「かけや」という大型の木槌の使い方を教わりました。上手に扱えると、杭を打つ時に「コーン」と心地よい音がしました。子供たちは、大喜びでした。
トンボのビオトープの様子も観察しました。夏の頃とは、だいぶ様子が違っています。季節によって、身近な自然の様相も変わってくることがわかりました。
ビオトープ学習では、自然に親しんだり、生き物を見つめる目が育ったり、様々な道具の活用の仕方を覚えたりと多様な学習をすることができます。体験を通して自然の中で学ぶ子供たちは、実に生き生きとしています。
9月29日、5年生の総合的な学習の時間で、本校のビオトープアドバイザーとして支援していただいている「おおたかの森トラスト」代表の 足立圭子 様にビオトープについて講義していただきました。
まずは、動画を通して、「おおたかの森トラスト」の生態系再生の取り組みについて紹介していただきました。かってゴミ捨て場だった土地が、「おおたかの森トラスト」の皆様や子供エコクラブの活動によって、豊かな森へと再生される様子を、子供たちは食い入るように見つめていました。「自分たちでも、豊かな自然を再生できる。」という思いをもてたようです。
今までの三芳小のビオトープでの取り組みも振り返りました。三芳小ビオトープでは、豊かな生態系が築かれてきています。これからおとずれるであろう様々な生き物に思いを馳せている子もいました。
ビオトープ活動をする意義についてもお話いただきました。豊かな自然を守り、次の世代に引き継ぐことが大切であることがわかりました。子供たちは、在来種の生態系を「つなげ」、「残し」、「広げて」いこうと気持ちを新たにしました。
最後は質疑応答です。子供たちからは、たくさんの質問が出てきました。「外来種を見つけたらどうしたらいいのですか。」、「絶滅危惧種を守るにはどうしたらいいのですか。」などの質問に、足立さんは、ていねいにお答えくださいました。子供たちは、ビオトープを発展させようと意欲満々でした。
5年生の保護者の方もご参加くださいました。ありがとうございました。学校・家庭・地域の皆様が一体となってビオトープを育てていけたらと思っています。