9月29日、5年生の総合的な学習の時間で、本校のビオトープアドバイザーとして支援していただいている「おおたかの森トラスト」代表の 足立圭子 様にビオトープについて講義していただきました。
まずは、動画を通して、「おおたかの森トラスト」の生態系再生の取り組みについて紹介していただきました。かってゴミ捨て場だった土地が、「おおたかの森トラスト」の皆様や子供エコクラブの活動によって、豊かな森へと再生される様子を、子供たちは食い入るように見つめていました。「自分たちでも、豊かな自然を再生できる。」という思いをもてたようです。
今までの三芳小のビオトープでの取り組みも振り返りました。三芳小ビオトープでは、豊かな生態系が築かれてきています。これからおとずれるであろう様々な生き物に思いを馳せている子もいました。
ビオトープ活動をする意義についてもお話いただきました。豊かな自然を守り、次の世代に引き継ぐことが大切であることがわかりました。子供たちは、在来種の生態系を「つなげ」、「残し」、「広げて」いこうと気持ちを新たにしました。
最後は質疑応答です。子供たちからは、たくさんの質問が出てきました。「外来種を見つけたらどうしたらいいのですか。」、「絶滅危惧種を守るにはどうしたらいいのですか。」などの質問に、足立さんは、ていねいにお答えくださいました。子供たちは、ビオトープを発展させようと意欲満々でした。
5年生の保護者の方もご参加くださいました。ありがとうございました。学校・家庭・地域の皆様が一体となってビオトープを育てていけたらと思っています。